マイクラJE – 影MODとは。BSL Shadersを例に導入方法を解説
この記事では、影MODはどのようなMODなのかの説明と、マイクラJE (Minecraft Java Edition) へはどのようにして入れるのかという方法について解説しています。
解説例に用いるShader Packsは「BSL Shaders」です。なお、他のShader Packsを利用される際でもやり方は同じですので、この記事を参考にしていただければと思います。
- BSL Shaders
- KUDA-Shaders
- chocapic13
- super shaders
- Lagless-Shaders
- Lagless-Shaders
- Sildurs Vibrant Shaders
- DocteurDreads-Shaders
- RudoPlays-Shaders
- AirLoocke42-Shaders
- RRe36’s Shaders
影MODとは
影MODとは、デフォルト(バニラ)のマイクラに陰影処理を加えるシェーダーを追加して、画面を鮮やかでリアルな表示に変えるMODです。影MODを導入することで、味気ない見た目の建築が画面映えするようになったり、空や水がリアルになります。MODであるため、MINECRAFT公式より提供されている機能ではありません。
本来「影MOD」という言葉の意味には、「Shaders MOD」と「Shader Packs」が含まれます。MINECRAFT(バニラ)にShaders MODを導入することで、Shader Packsの導入に必要な環境が整います。この二つを導入することで、影MODを入れたMINECRAFTで遊べるようになります。
- Shaders MODとは
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以前のマイクラでは、影MOD導入の際には「Shaders MOD」という名称のMODが使われていました。
しかし、「OptiFine」という軽量化MODが、Minecraft 1.7.10以降でShaders MODの機能を搭載するようになってからは、従来のShaders MODよりもOptiFineの方が使われるようになりました。
実際にShaders MODの公式サイトでも、今後はOptiFineを利用することが推奨されています。
Info: We recommend to use Optifine Mod, this mod will give you extra performance and has recently introduced support for shaders.
Shades MOD 1.16.4/1.15.2/1.12.2/1.11.2/1.7.10 - Shader Packsとは
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Shader Packsとは、影MODと呼ばれているものです。Shaders MODによって整えられた環境にShader Packsを導入することで、様々な陰影処理を行うことができます。
また、Shader Packsはとても種類が多く、メジャーなものでいうと「SEUS」や「BSL」などがあります。
Shader Packs毎に異なる表現をしてくれるため、マイクラに慣れてきたら自分の好みを探してみると良いと思います。Shader Packsを探す際はこちらのサイトを参考にしても良いかもしれません。
影MODの導入前の準備
- 使用するMinecraftバージョンの動作確認(推奨)
- 前提MDOの導入(必要な方)
- 軽量化MOD OptiFineの導入
- 前提MODを使用する場合はMinecraftとバージョンを合わせることを忘れずに。
- OptiFineはMinecraftのバージョンと異なると動作しません。バージョンを間違えないように注意してください。
使用するMinecraftバージョンの動作確認(推奨)
未だ遊んだことがないMinecraftのバージョンへのMOD導入を検討されている場合は、MODを入れる前にMinecraftをプレイしておく必要があります。理由は以下です。
- 目的とするMinecraftバージョンのワールドデータファイルを予め生成しておく必要があるため。
- MODを導入したことで障害が発生した際に、MINECRAFTに問題があるのではなくMODに問題があったのではないかと推測しやすくなるため。
やることはシンプルで、対象バージョンのワールドを作成してワールドデータを読み込み、バグなどの問題が発生していない確認するだけです。
- Minecraft Launcherを起動。
- Installations(起動構成)をクリック。
- 「(+)New…(新規作成)」をクリック。
- 「NAME(名前)」を適当なものに変更。
- 「VERSION(バージョン)」を適当なものに指定(本記事に沿ってやる場合は1.16.5)。
- 「Create(作成)」をクリック。
- 作成したプロファイルで「Play」をクリック。
- 「シングルプレイ」→「ワールド新規作成」。
- 地形データが読み込まれマイクラの画面が表示されたら少し歩き回る。
- マイクラを終了させて終わり。動作確認は完了です。
※動作確認の過程でバグがあるようでしたら、MOD導入の前に解決しておきましょう。
前提MODの導入
マイクラに影MODを入れるにあたって使用される前提MODは以下の二つです。
- Minecraft Forge
- Fabric&Fabric API
基本的に、マイクラへMODを入れる際には前提MODが必要となります。

しかし、Shaders MODであるOptiFineは、その性質上、バニラに直接入れることも可能です。そのため、影MOD (Shader Packs) をマイクラに適用することだけを考えているならば、前提MODは不要です。
追加するMODは影MODだけ | OptiFineを入れれば、前提MODは無くても良い。 |
影MODの他にMODを入れる | 前提MODとOptiFineが必須。 |
後から影MOD以外も入れるかも | OptiFineの他に前提MODを入れておいた方が後で楽できる。 |
前提MODにMinecraft Forgeを使うか、FabricとFabric APIを使うかは、影MODの他に何のMODを使うかに影響します。例えば黄昏の森を使う場合はMinecraft Forgeが必要になりますし、Replay MODを使う場合はFabricとFabric APIが必要になります。ご自身が使いたいMODで必要とされる前提MODが何かをよく調べたうえで選択してください。
なお、影MODの他にMODを入れないという場合には、どちらを使用しても問題ありません。また、MODを入れる予定が一切無いということでしたら、前提MOD自体を入れる必要はありません。バニラにOptiFineを直接導入してください。


軽量化MOD OptiFine (Shaders MOD) の導入
前述したようにOptiFineは、新しいShaders MODとして頻繁に利用されます。Minecraft1.7.10以降のOptifineにはShaders Modの機能が追加され、Shader Packの利用が可能となりました。
また、OptiFineはShaders MODとしての機能の他に、軽量化MODとしての機能を持ちます。軽量化MODとしての機能は、パソコンのスペックが問題でMinecraftの動作が重い場合に、描画処理に様々な設定を追加することでプレイ中のパフォーマンスを向上させるといったものです。
影MOD (Shader Packs) は非常に重たいMODであるため、OptiFineのような軽量化もこなすShaders MODが必要不可欠となります。

BSL Shaders (Shader Packs) の導入
準備が整いましたらShader Packsの導入を行いましょう。解説例には「BSL Shaders」というMODを使用します。他の影MODを使われる場合でも「ダウンロード」→「インストール」→「導入確認」までの流れは同じなので安心してお読みください。
BSL Shadersとは
制作者 | capttatsu |
公式サイト(配布場所) | BITSLABLAB – BSL Shaders |
MINECARFT対応バージョン | Minecraft:1.12.2~1.18.1 |
前提MOD | OptiFine |
影MOD BSLは世界で約250万ダウンロードもされている有名Shader Packsです。
白色系の青みが特徴的で、SEUSと比較すると柔らかみのある処理がされている。SEUS Renewedよりも軽いため、高スペックのパソコンでなくとも使用できる。なお、NVIDIA GeForce GTX750か似た性能のもの以上のグラフィックボードが推奨されている。
BSL Shaders(影MOD)のダウンロード
下記リンクよりBSL Shadersの配布サイトに移動してダウンロードの作業を行います。
BSL Shaders – Customization – Minecraft – CurseForge
- 「緑R」はrecommended、「青B」はbetaの略。
- 「Description」ページにはBSL Shadersの簡単な説明があります。詳細についてはこちら。
基本的にShader Packsは一番新しいバージョンのrecommended版を導入しておけば大丈夫です。Minecraft本体とバージョンを合わせる必要もありません。
「Main File」にある「BSL vX.X.XX」の「(↓)Download」をクリック。ダウンロード画面が表示されます。

画面中央のカウントが0になりダウンロードが完了するのを待ちます。

ウィンドウ左下に警告が表示された場合は、警告内容を十分に理解したら「保存」をクリック。BSL Shadersのダウンロードは完了です。
影MOD BSLのインストール
先程ダウンロードしたzipファイルをMinecraftにインストールします。
Minecraft Launcherを起動して、Shader Packsを入れたいプロファイルを選択して「プレイ」をクリック。

「設定」→「ビデオ設定」→「シェーダーの詳細設定…」の順にクリック。シェーダーの詳細設定にて「シェーダーフォルダー」をクリック。

フォルダ画面が表示されるので、その中に先程のzipファイルを放り込む。

すると、シェーダーの詳細設定画面内の内部シェーダーという箇所に「BSL_vX.X.XX.zip」が追加されます。

影MOD BSLをMinecraftに適応させる
これまでの作業で影MODの導入は完了したのですが、最後にShader PacksをMinecraftに適応させる必要があります。
シェーダーの詳細設定画面にて、「BSL_vX.X.XX.zip」と表示されている箇所をクリックしてください。Minecraftの再読み込みが行われ、以下のような画面になったら成功です。


「完了」を押して行き、「シングルプレイ」から適当なワールドで遊んでみてください。
影MODが適用されたマイクラが表示される筈です。

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