2023年、年も明けたのでゲーム環境をアップグレードしました

どうも、年明けGRⅢxを買い、流石にこれ以上は散財できないなと思っていたところで魅力的なガジェットに出会い、早々に財布の紐が緩みに緩んだサイト管理人です。
今までPCでゲームをやる際はTASCAMのDR-05XというPCMレコーダーをオーディオインターフェース代わりに、SennheiserのCX 300S BLACKというイヤホンを繋いで遊んでいました。かなり特殊な環境ですが音の面に関しては特別不満はありませんでした。ただDR-05Xはやはりフィーレコ用として使いたいという思いは常々ありました。
いつかは何とかしたいけど今ではないなを繰り返している間に不満が溜まっていたのでしょう、2023年、私の心は新年特有のお買い得情報の波にさらわれ、気が付いたら「まぁ年も明けたしゲーム環境を新しくするなら今ですかね」という謎の心境に。そして購入したものがEPOS(Sennheiser) のGSX1000 2nd EditionとSennheiserのIE 100 PRO Wireless CLEARです。

EPOS(Sennheiser) GSX1000 2nd Edition

GSX1000 2nd EditionはSennheiserのゲーミングブランドEPOSより発売されたゲーミングアンプです。4つのカスタムプロファイル、スピーカー、ヘッドセットモードを、タッチスクリーンによって直観的に操作が可能で、ボリューム調整はタクタイルリングを回すだけで瞬時に調整が可能です。類似製品としてはAstroのMIXAMP PRO TRやSteelSeriesのGameDacなどがあります。
GSX1000の正統後継機として登場したGSX1000 2nd Editionですが、前モデルとの違いは以下です。
- マイク入力音質が16bit 16kHzから16bit 48kHzとなり音質が改善された
- 本体および付属のUSBケーブルのデザインが黒一色となった
- micro – USBの代わりにUSB – Cを搭載
個人的に一番嬉しい変更点はデザインが黒一色になったことでしょうか。今後デスク上は白と黒の製品でまとめようと考えているため、デザインが変更されたことは購入の決め手になりました。ブランドロゴの主張が薄いのも良い点です。見た目に関しては類似製品と比較して群を抜いていると私は思います。
アンプとしての性能に関しては可もなく不可もなくといった感じです。評価項目から見た目を排除した場合、正直MIXAMPの方が良いと思います。1万円安いですし、イコライザー周りの設定も自分好みに調整しやすいため。
GSX1000のイコライザーは4種類(ノーマル、eスポーツ、音楽、ストーリー)ありますが、eスポーツは低音が大幅にカットされ足音などが聞き取り難く、音楽・ストーリーは低音が強くなる仕様ですが両者の違いがほぼありません。そのため私は基本ノーマルとストーリー(音楽を聴いたりする時用)のみ使用しており他の設定は使っていません。もったいないですよね。
一方で、DR-05XからGSX1000に変更して良かったかというと、この点に関しては間違いなく良かったと感じています。試しにこれまで使っていたイヤホンCX 300S BLACKで聞き比べてみましたが、GSX1000の方が間違いなく音質が良いです。音楽はもちろん、ゲーム内BGMもこれまでより楽しめています。FPSなどで重要な定位感に関しては、価格を踏まえるともう少し頑張って欲しいと思う方もいると思います(私はまぁ……満足しています)。
Sennheiser IE 100 PRO Wireless

IE 100 PRO WirelessはSennheiserより発売されているワイヤレスイヤホンです。IE 100 PROという有線イヤホンにIE PRO BT CONNECTORがセットになった商品です。ゲーム用途で用いられるイヤホンとして人気のShure SE215と並ぶIE 40 PROの後継機です。
Nothing ear (1)以降、私の中で透明な製品ブームが再燃し本製品を選びました。Shure SE215にも透明モデルはありますが、そこはGSX1000とメーカーを合わせるということでIE 100 PROにしています。
音質に関してはとても良いです。搭載されているドライバーは小型ですが大音量にしても音の歪みは感じず、高音の抜けが良く、明瞭性があります。いわゆるドンシャリ系であるため音楽が心地よく聴けます。イヤモニなど、音楽用途に使われる方もいるようですが、フラットに聴きたいときには別のイヤホンを使う方が良いかと思います(良い感じに聴こえ過ぎてしまうため)。
ワイヤレスイヤホンとして使う場合はIE PRO BT CONNECTORを使用してBluetooth接続を行います。経験上、Sennheiserのワイヤレスイヤホンは接続が不安定になるものが多かったのですが、今のところ接続は安定しており使いやすいです。iPad miniで動画を見る時用のイヤホンとしても使いたいと思いワイヤレスモデルにしましたが、正しい選択だったと思います(イヤホン購入してからAmazon Primeで映画見るのが楽しいです)。
一方で、ワイヤレス用途では使わない、もう少し安い方が良い、有線時にマイク付きが良いという方はShure SE215が良いのではないかと思います。1万以下が良いという方にはこれまで使っていたCX 300S BLACK(マイク付き)やfinal VR3000 for Gaming(マイク付いてない)などがおすすめです。
GSX1000 2nd EditionとIE 100 PROを合わせて使った所感
ゲームをしている時間が楽しいです。
目で見て、耳で聴いて、手を動かすゲームという体験をより良いものにするには音環境の改善は重要です。今回のゲーム環境改善はそれなりにお金が掛かりましたが、それだけの価値はあったなと感じています。
また、GSX1000 2nd Edition、IE 100 PROともにゲーム環境を改善するという点において間違いない製品だと思いますが、これ以外にガジェットとしての見た目も良いのが私としては嬉しい点です。物理ダイヤル盛々のガジェットも魅力的なことがありますが、現在デスク上の引き算を試行錯誤している私にとってこの組み合わせは正しい選択でした。
とはいえ、GSX1000 2nd Editionに関してはイコライザー設定と定位感の面で頑張って欲しいと思うところはあります。IE 100 PROに関しても有線時もマイク機能付いていて欲しいと思うところはあります。
そんなわけで私としてはGSX1000 2nd EditionとIE 100 PROの組み合わせで満足していますが、この記事を見てこの組み合わせはどうだろうとか、もう少し安くゲーミングアンプとイヤホンを揃えたいという方にはMIXAMP PRO TRとShure SE215の組み合わせをおすすめします。それとGSX1000はPC用製品なので、PS系製品にも使いたいという場合はMIXAMP PRO TRの方が良いと思います。

次のデスク環境改善案

おしゃれなデスク環境って良いですよね。TwitterやYouTubeで良い感じのデスク写真や動画を見ると「良いなぁ~、こういう風にしたいなぁ」と色々考えます。
方向性としては白・グレー・黒構成のデスク環境を考えているのですがミニマル環境には興味がないため、必要な機能を確保しつつまとめていくにはもう少し時間が掛かりそうです。随分古くなった機材や繋ぎとして購入した機材もあるため、この辺もどうにかしないといけませんし。
よって、次は環境の土台となるデスクを購入しようと考えています。今話題のPREDUCTSのデスク良いですよね。モジュールで拡張していく感じがDIYを面倒と感じてしまう私には丁度良いです。
その次はオーディオインターフェースとマイクの購入を検討しています。オーディオインターフェースはPREDUCTSデスクの天板下に設置できそうなUR22Cのようなタイプを検討しています。マイクは……、何にしますかね。
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