スマホサイズでクラシックなチェキプリンターが欲しい

instax mini Evoが手元に来ておよそ4ヶ月が経った。メインでスナップ用のX100V、誰かとの思い出を残す用のinstax mini Evoを持ち歩く。カメラ2台持ち、その手間を掛けるだけの楽しさがEvoには確かにある。
10 × 10のエフェクトは後から編集で似たようなものを作ることはできるが、インスタントに楽しめる点がとても良い。加えて、僅か十数秒でデータを物として保存できるプリント機能は最高だ。2021年12月にデジカメ市場でFUJIFILMの販売台数が第2位となったのも納得できる。

しかし、最近思うことがある。instax mini Evoはやはり少し大きい。横幅はX100Vとほぼ同じだが、縦幅がある。重さはそれほど気にならないが、その大きさ故に鞄の中での存在感が凄い。
私は普段軽装で出かけることが多い。休日散歩に出かける際などは、iPhone・Apple Watch・iPad mini・小さい財布・ハンカチ・マスクの予備ぐらいだ。X100Vは基本首または肩から下げている。ここに縦122.9mm x 横87mm x 厚さ36mmのカメラを持ち歩くとなると一気に荷物が増えた感覚になる。
チェキ用紙のサイズは縦8.6cm x 横5.4cmと小さい。このサイズはiPhone 8などの昔のスマホと比較しても遥かに小さい。プリンターというものはモバイル型にしても据え置き型にしても用紙より大きいことが常。だからEvoのサイズが大きくなることは仕方ない。
しかし、理解はしても納得出来るかは別だ。Evoでチェキの楽しさを知ってしまった私は小型のチェキプリンターを求めてしまう。もっと身軽にチェキを楽しみたいのだ。

instaxシリーズにはプリンター機構のみを有したものも存在する。例えばinstax mini Linkという小型プリンターがある。しかし、これはこれで納得できない点がある。それが見た目だ。少し前のモバイルバッテリーを彷彿とさせる外観のinstax mini Linkは、カラーのラインナップがポップであり、なかなか手が出しにくい。
instax SHARE SP-3はスタイリッシュな見た目だが、据え置きを前提としており携帯性の点で難がある。それにチェキの形はスクエアではなく一般的なレクタングルの方が好みだ。同様にinstax Link WIDEもサイズが大きいため欲しいものとは異なる。

Evoで経験したチェキの楽しさを、より身軽に味わいたいという思いは現状満たせそうではない。理想はEvoのようなクラシックな外観に、instax mini Link以下のサイズ感のレクタングルプリント機だ。カメラ機能は無くてもいい。代わりにスマホからの写真取り込み以外に、FUJI製の他カメラからの直接取り込みが可能だと嬉しい。FUJIFILMさん、こんなinstaxプリンター作ってくれませんかね?
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